2013/03/26

【男と女は違う生き物】高濱正伸 夫は犬だと思えばいい。

著者の高濱さんは学習塾をされている方です。
子供たちを勉強が出来る子に育てるのではなく、自分でメシが食える大人にすることが目的だという、とてもしっかりとした理念を持った方です。

そんな高濱さんが塾を長年されていて学んだエッセンスが詰まった素晴らしい一冊です。
子供の問題は、お母さんの問題だと最初は思っていたが、最終的には夫婦間の問題だというところに行き着いたそうです。

わたしも問題を抱えた子は問題を抱えた母親が関係していると思っていたので、驚きました。
その解決方法はとてもユニークです。
異性をちがう生き物だと思えということです。

最後にこの本から3つの名言を引用します。


  • こんなに私が一生懸命話しているのになぜ夫は聞いてくれないのか?夫を同じ人間だと思うからいけないのです。だって男だもん。こう思うことが大事です。 
  • 実はお母さんがお父さんに求めているのは、そんな解決策ではなく、私の心配や不安を分かって欲しいということなのです。 
  • 不登校、そしてそれが高じて家庭内暴力に至ってしまう子供たちに共通するのは自信がないことです。基本的な自己肯定感のようなものが培われていないのです。


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