2013/03/13

【子どもの自発性を引き出そう】長男・長女をのびのび育てる本 平井信義

この本は児童心理学者である平井信義さんが書かれた本です。

子どもと遊んだり接したりすることが楽しいという思いが伝わってくる文章です。
読んでいいてとても心が穏やかになる一冊です。

平井さんはしつけは必要ないという考えをもっているとのことで、しつけのかわりに子どもに自発性と自由を与えるのが良いと言われています。

しつけなしで育てるためには、まず親自身が平井さんのようなゆとりと我慢を備えた人格になる必要があると感じました。
親のあり方や子どもの接し方など、とても勉強になる一冊でした。

最後にこの本から3つの名言を引用します。

  • 両親はもっともっと危険を伴う状況を長男長女に与えるように工夫をして、それに挑戦する意欲を育てるとともに、それを克服したという成功感を味合わせることの出来る子育てをしたいものです。
  • よい子とは意欲があり、毎日いきいきと生活しており、それでいて思いやりがあって、周囲の人を楽しませるユーモアの持ち主です。このような子はいたずらっ子と呼ばれる場合が多いのです。
  • ケガをしたときは手当の方法を教え、子ども自身でやってみるように言いましょう。手当をしてやることは、一見親切のように見えますが、自分で処置する能力の発達を妨げているという味方をすれば、子どもに対して不親切なお母さんだということになります。
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