【女性を率いる男性は必見】佐々木則夫 なでしこ力

今回の本はなでしこジャパンの監督佐々木則夫さんのなでしこ力です。
佐々木さんの飾らない人柄が、この本からたくさん伝わってきます。

女性の信頼を得るには何事も素直に認め、心を開くということが大事だと書かれていますが、佐々木さんをみているとそれが実践できていて素晴らしいなあと感じます。

佐々木さんがいたからこそ、なでしこジャパンは世界一になれたような気がします。

以前、バレーボールの監督柳本晶一さんの本を読んだときにも感じたのですが、
女性の組織を率いる人は、他人の意見に耳を傾け、頭ごなしに叱ったせず、認め上手ほめ上手だと感じます。

最後にこの本から3つの名言を引用します。

僕の指導理念は、選手に自分らしさを表現させるということで一貫している。ところが自分を出すということは、失敗した時に自分の評価を下げるというリスクを伴う。だが本当のリスクとは、失敗することではなくやらないことだ。 出来ない選手の出来ないことを指摘してばかりいて、その選手は成長するだろうか。チーム全体の力は成長するだろうか。指導者がやるべきことは、まず選手の長所を見抜き、それを認めているんだというメッセージを本人に伝えることだ。 指導者という仕事は、吸収することの連続だ。選手から、スタッフから、相手チームから、そしてサッカーを離れた場面でも、あらゆる人から新しいことを吸収しながら走り続ける。それが指導者の人生だ。

Amazon	楽天
	【送料無料】なでしこ力 [ 佐々木則夫 ] 価格：500円（税込、送料別）