今回の本は子どもの気持ちを受け止める事の大切さをやさしく教えてくれる一冊です。
この本には、親である自分の気持ちを受け止めてもらっているかのように感じて涙がでそうになりました。
著者の萩原さんが、子育ての最中に頑張りすぎて、失敗した自分を責めたり苦しんだりした経験から立ち直っていったことが、この本に説得力を持たせています。
自分が楽になった方法を優しく教えてくれます。萩原さんの優しさや愛情が伝わってくる一冊です。
最後にこの本から3つの名言を選んで終わります。
- 「このおもちゃはこうやって遊ぶんだよ。」と教えたい。でも子どもにとっていちばんうれしいのは、ママといっしょにいることなんです。たとえ遊び自体がうまくいかなくても、ママといっしょになって楽しく叫べたらそれでもいいんです。
- 親子ともども、苦しい気持が共感をもって受けとめられるとき、もともともっている自己回復力が働き始め、親子関係がスムーズに流れ出します。
- 子育てに迷いや悩みはつきもの。「間違いのない子育て」などありません。あとからふり返ると、「なあんだ、ちっとも心配することなかったんだなあ」と思えることが多いものです。
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