今回の本の著者は品川女子学院の校長先生をしておられる方です。
女子校なので女の子をどうやって導いていけばよいかという視点で書かれている本です。
読んだ感じでは女の子を育てるのと男の子を育てるのと殆ど差がないと感じました。
我が家には女の子がいないので、同じでいいのか違う方がいいのかは分かりませんが、
男の子でも女の子でも通じる部分が多いと思いました。
28歳の時に社会で生き生きと活躍できる女性を育てることを目指した教育をしているそうなので、
この本にもどうすれば責任が持てる大人になることが出来るのかというたくさん書かれています。
最後にこの本から3つの名言を引用します。
- 自立した子供に育てるためには、「選択」させてあげるといいのではないでしょうか。仮にその選択が失敗であったとしても、自分で選んだことであれば自由や選択には責任が伴うことに気づき、次への糧となります。失敗を成功へ変えていく工夫も生まれます。
- 世界レベルの活躍をしてきた選手のお母さんは「がんばるあなたのことは応援する。がんばらないあなたは応援しない」というスタンスなのです。
- 子供が一見否定的とも思える行動をした場合、「なぜそんな事をしたのか」と問い詰めるのではなく、「本当はどうしたかったの?」と聞いていきます。
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