2013/04/30

【10歳までが大事】高濱正伸 わが子を「メシが食える大人」に育てる

今回の本は長年、塾を経営されている方の本です。

塾を設立した当初からメシが食える力をつけることを掲げているので、長い間子供を見てきて、どうやったらメシが食える力がつくか具体的な方法がたくさん詰まった一冊です。

高濱さんはメシが食える力をつけるには野外学習が大きく役立と言う結論にたどり着いたそうで、学習塾でありながら野外学習を重視しているそうです。

以前「男の子のしつけに悩んだら読む本」を読んだ時も著者の原坂一郎さんも同じようなことをおっしゃっていたことを思い出しました。

二つの本で共通するのは、予想外の事が起きない習い事より、予想外のことがたくさん起きるキャンプや野外学習が子供の力を伸ばすのに大きく役立つということです。

最後にこの本から3つの名言を引用します。

  • 将来メシが食える大人として成長してくためには、言葉の力、自分で考える力、試そうとする力、やり抜く力の5つの力を小学校低学年までに育むことが欠かせません。その5つの力をつけていく上で、野外体験は直接・間接的に様々な恩恵をもたらしてくれるのです。
  • 本当に納得するまで食い下がり、自分で解くことにこだわるしつこさは、多少の頭の良さなどはるかに凌駕する。
  • 小さい頃から、いたずらっ子だったり、人を笑わせたがる子は、試そうとする力を自然に磨いているのではないかと思います。「こうじゃなきゃいけない」という大人の価値観が、試したがり気質を押さえ込んでしまうので、親は要注意です。

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