2012/11/18

【男の子は育てがいがある】 鈴木秀子 しっかりした男の子を育てる本


この本を書かれた鈴木秀子さんはアメリカで教鞭をとっていたことがあるということで、この本には日本の価値観とアメリカの価値観が混ざっているため、両方のいいとこどりができて、とてもいいと思います。

日本人の価値観は人のことをよく考えたり、思いやったり、他人と協力したりという素晴らしい価値観がある一方で、自信やリーダーシップなどに欠けると思っていましたので、アメリカでの男の子の教育方法にも触れれた本書はとても勉強になります。

しっかりした男の子に育てるためにどうすらばいいかということが、具体的事例を交えて書かれていて、とても勉強になります。
しっかりした男の子とは他人の考えやニーズを理解し、お互いの違いを尊重し、性格の違いから起こる問題を解決するように力を発揮する人とはっきり定義しているのでわかり易く読むことが出来ました。

最後にこの本から3つの名言を選びたいと思います。
  • 男の子を育てるというときに私が真っ先に考えるのは親が意識的にコミュニケーション能力を育ててあげることの大切さです。
  • お母さんが真剣にその子の気持ちを聞き取ろうとすると、子どもは自然に「自分は何を話しても安心なんだ」ということが分かって何でも話すようになり、話しているうちに、問題を自分で解決していくようになるのです。
  • 子どもが強く自立心を持つためには、今日はこれを着なさいと言って押しつけないことです。子供が小さい時から自分が着るものを選ばせることです。
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